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立体的な3D刺繍!キャップに盛り上がった刺繍をしてみました
有名野球チームのロゴが浮き上がっているキャップ。
アパレルショップで販売している立体的な刺繍のキャップ。
あれは3D刺繍と呼ばれており、
帽子加工によく使われている盛り上がった刺繍方法です。
お店で売られているのは見たことあるけど、
自分だけのオリジナル3Dキャップを作れるところってあるのかな…?
通常の刺繍と違うからハードルが上がるかも…?
そんなことはございません!
刺繍ファクトリーでは、自社に帽子専用刺繍枠を備えておりますので、
通常刺繍、3D刺繍のどちらも対応しております。
個人様向けの小ロットの生産から、イベント物販グッズのような大ロットもおまかせください!
この度は、3D刺繍の良さを製作風景も交えながらご紹介します!
3D刺繍とは
ぷっくりしたシルエットの刺繍、かわいいですよね。
よく野球チームの帽子でも使用されている3D刺繍は、
刺繍したい素材(キャップ、生地等)のと刺繍糸の間に少し硬めウレタン材を挟み込んで刺繍します。
ウレタンが入っていることで、ロゴがぷっくりと膨らみ、立体的な刺繍になっています。
刺繍を重ねて、立体的にしているのではなく、ウレタンが入っているから、
物理的に立体的になっているんですよね!
これが3D刺繍の仕組みです。
3D刺繍キャップの製作現場をレポート!
先ほど3D刺繍の仕組みをご説明しましたが、
次は文字で説明するより実際の製作現場をご覧いただきましょう!
①3D刺繍用のデータを製作
AIデータや画像などのデザインを元に、3D刺繍用にデータを専用ソフトで製作します。
盛り上がる分の密度を考えたり・・・
盛り上がる分の糸の振り幅を考えたりと・・・通常刺繍とはデータの作り方が異なります。
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ここにデータ製作の職人技が光っています!
②ミシンで刺繍
キャップをセットの時にウレタンを刺繍したいところにのせ、その上から刺繍をします。
ウレタンは針と糸を通しますので、プスプスとウレタンに針を刺しながら刺繍がされています。
③仕上げ
刺繍が終わると、縫い目に沿ってウレタンをペリペリとはがしていきます。
細かいところはピンセットでとって丁寧に仕上げます。
そして、剥がした断面を滑らかにするために
スチームアイロンでウレタンを縮ませつつ、3Dフォームをつぶさないように仕上げます。
④完成!
見た目が盛り上がっているので、陰影が出て刺繍が目立ってかっこよく仕上がります。
最後に
3D刺繍はこのようにして、丹精込めて製作しております。
通常刺繍よりハードルが上がるように感じる3D刺繍ですが、もっと身近に感じてもらいのです!
どんな刺繍をしたい?凹凸感のあるかっこいい3D刺繍にしたい!と発想を広げてもらうことが出来れば幸いです。
あなたも所属しているチームの名やロゴを、3D刺繍にしてみませんか??
3D刺繍加工はキャップ以外にも、バッグやウェア、ワッペンを作ることも出来ます。
気になる方は、お気軽にお問合せください。
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